療育施設・発達支援とは?

発達支援・療育施設とは、子どもの特性に合わせた支援を通じて将来の自立を目指す場所です。学校や家庭では得られない多様な体験を提供し、子どもが安心して楽しく通える環境を整えています。保護者の「子どもの将来が見える施設がほしい」「楽しい生活をさせたい」という想いに応える施設です。

早期のうちに「特性」を知ることが大切

「子どもの個性を伸ばしたい」と願うのは、どの親御さんも同じです。しかし、発達に障がいを持つお子さんの場合、「どこまでが個性で、どこまでが障がいによるものか」の見極めに悩む方も多いのではないでしょうか。

お子さんの特性を知らず、「なぜ他の子と同じようにできないのだろう」と悩み、不安やいらだちが募ってしまう。一方で、お子さん自身も「なぜ叱られるのかわからない」まま自尊心が傷つき、不安や怯えから、さらに親御さんを困らせる行動を取ってしまうこともあります。

この悪循環が続くと、引きこもりや不登校など「二次障害」に発展する可能性もあるのです。このような悪循環を断ち切るためには、できるだけ早くお子さんの特性を理解し、その子に合った適切な対応をすることが大切です。

そうすることで親御さんの不安やいらだちも減り、子どもたちの心が安定し、本来持っている力を伸ばしていくことができます。

「遊び」が発達の原動力!

私たち「ひだまり つくのの家」は、“遊び”の力に注目しています。遊びは五感をフルに使い、手指を動かし、観察し、考えることで脳を育てます。子どもたちは遊びを通じて、主体的に考える力や自己決定能力を身につけ、友だちやスタッフと信頼関係を築き、社会性を育てていきます。

発達に障がいをお持ちのお子さんの中には、「遊びたいのにうまく遊べない」「本当はもっと楽しく遊びたい」という思いを抱えている子が多くいます。私たちは、こうした悩みが「遊びたい!」という思いに、さらに「遊ぼう!」という意欲に変わる瞬間を大切にしています。

そして「楽しい!」という達成感を、スタッフやお友だちと共有できたとき、子どもたちの“発達”が大きく花開くのです。

ひなたぼっこ おだの家の「療育プログラム」

「ひだまり つくのの家」では、発達に障がいをお持ちの6歳~18歳までのお子さんを対象に、放課後等デイサービスを提供しています。遊びやオリジナルの支援プログラムを通じて、社会活動や集団生活スキルを身につけられる療育を目指し、お子さんたちの自立をサポートしています。

お子さんが自ら「やってみたいな」「楽しそうだな」と思える遊びをたくさん用意し、経験豊かなスタッフがガイド役となって遊びの世界にいざないます。意欲と達成感が得られる遊びの経験の積み重ねを大切にしています。

遊びを通じて育つ、子どもたちの未来

楽しく遊ぶことが、さらなる学習意欲や社会性の発達につながります。「遊んでばかりでは勉強がおろそかになるのでは?」とご心配される方もいらっしゃるかもしれませんが、遊びを通して養った健全な心身が確立すれば、学力はあとから伸ばすこともできるのです。

今、子どもたちにとって大切なのは「主体性を身につけ、自分自身を鍛える」こと。楽しい遊びを通じて、友達やスタッフとの信頼関係を築き、社会性を発育させていきます。

当施設では随時、無料見学・無料体験を行っております。どんなにいい施設でも、お子さんによって合う、合わないはございますので、入所前にお子さんご本人に体験していただくことをおすすめしております。

ひなたぼっこ おだの家は、お子さんにとっても、親御さんにとっても、安心して生活できるような環境にしております。何もしないよりも、積極的に療育を受けながら、支援者と親御さんとで一緒に発達の様子を見ていくことが大切です。

スタッフ一同、皆さまにお会いできるのを楽しみにしております。